北方領土に特別区とは? 私たちの生活への影響は?

2021年08月11日

8月は北方領土返還運動全国強調月間です。

ロシアのミシュスチン首相が、
7月下旬に北方四島の択捉島を訪問した際に、
「北方領土に、外国投資を誘致するため関税を免除する特別区を設置する」
としたロシアの構想を表明しました。

静岡県に住んでいる私たちには関係ない?

歴史は様々ありますが、特に東京宣言後は
二国間で様々な交渉や合意が積み重ねられ、現在に至っています。

現在では、四島交流、自由訪問、北方墓参をはじめ、
北方四島住民支援としての海産物の共同増養殖や温室野菜栽培、
島の特性に応じたツアーの開発、風力発電の導入、
ゴミの減容対策などの活動が進められるとともに、
北方四島を含む日露の隣接地域における防災分野や
生態系保全維持などの協力体制が進められている状況です。

そんな中での表明
世界に目を向けると、領土拡大や、
人々から「他国を支配下にするための行動をとっている」
と思われている国もあるように感じます。

季節の海の幸は、今までのように食卓に並ぶのでしょうか?
日々の食費への影響は?
静岡県の主要な産業である水産業への影響は?

しっかりと考え、行動してまいりたいと思います。