津波・高潮ステーション(大阪市)視察

2014年02月28日

津波・高潮ステーションは大阪府西大阪治水事務所内の施設で、津波・高潮が発生したときの西大阪地域の防災拠点および津波・高潮災害に関する啓発拠点となります。かつて大阪を襲った高潮や、東南海・南海地震とともに地震、津波発生時の対応などを学ぶことができるようになっています。津波・高潮に特化した防災・啓発施設の取り組みとして視察を行ってまいりました。大小多くの河川と海に囲まれている大阪は、人口や資産が海面より低い土地に集中してるとともに、海岸線は約230kmもあり、高潮や津波による浸水が大きな災害となりやすい傾向にあります。特に津波・高潮ステーションが設置されている西大阪地域には、標高0メートル以下の地域が約21平方キロメートルあります。このような大阪の特性から繰り返し大きな高潮被害に遭った歴史や高潮防災対策のための施設などが様々な展示手法でわかりやすく紹介され「見て、聞いて、触って」楽しく学ぶものを目指したものとなっておりました。