静岡県議会 防衛議員連盟 九州北部地区視察

2016年06月06日

九州に所在する自衛隊の各部隊、米軍佐世保基地の視察にいってまいりました。

陸上自衛隊西部方面混成部隊では女性120人で編成される部隊もありました。自衛官の採用、教育訓練、人材活用の方針において、男女共同参画とワークライフバランスの推進の状況についてもご説明頂きました。

 

ご存知の通り、南シナ海では、中国は国際法を無視した行動で、島々を埋め立て、軍事基地化しています。そうした状況で、多くの国々が今、自衛のための工夫、対策をしているとの事です。では、日本及び静岡県としてはどうすればいいのか、様々なことを感じてまいりました。中国のみならず、北朝鮮によるミサイル開発もあります。ムスダンは、最大距離では日本を飛び越えることになっていますが、物理的には、意図的に高く打ち上げて手前に落とす方法で日本を狙うことも可能といわれています。もし発射実験に成功し、運用されれば日本のイージス艦の迎撃ミサイルでは攻撃が困難であると見込まれているようです。防衛という面では、あらゆる脅威が想定され、水陸両用車を使用する部隊も新たに作られるとの事でした。改めて視野を広く持ち、静岡県の安全について考える必要性を感じてまいりました。